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2020年7月10日金曜日

FREE別配当分布表示(2)

凡例などをつけて、ついにFREE個数別に色付けされた度数分布のグラフが完成した。
分割幅は左から払い戻し率0~50%未満、50~100%未満、…と続き2950~3000%未満、そして最も右の列は3000%以上をまとめている。その理由は、もはや30倍超えといえばほぼほぼ7個ラインのオッズアップ1個がほとんどであり、それ以外の配当は起こりにくいからである。実際、オッズアップ2個で75倍などはまずないし、50倍と4個ライン1個などもこれまた起こりづらい。
悲しいことにグラフがぎざぎざしすぎているが、これもやはり最大値にあわせたグラフにしようか悩んでいる。ただ、実際のアニマロッタでここまで払い戻し率がぶれることはほぼないので無視するか…。現在の設定ではFREE配置可能個数を1~4個が等確率で出現するようにしているため、グラフがかなり大きく揺れ動いている。実際はFREE1個が大半で、ときどきFREE2個、まれにFREE3個、ごくまれにFREE4個なので、特に問題ないはず。
右上を見ると、各FREE個数別の配当分布が分かる。(ほかのグラフで見づらいが)
面白い点は、FREE4個配置でも配当が0~100%というのが存在している点である。
これは、7個ラインの倍率とそのオッズアップ確率がFREEの個数が多いがゆえに高いため、7個ラインの確率がそこまで高くなくても期待値的にそれを狙いにいく、ということが関係している。最適解が7個ラインを成立させにいくため、それが失敗すればもはや払い戻しは皆無に等しい。ただ、もともとのFREEの多さから、まぐれで4個ラインあたりが当選することがあり、それが100%階級あたりの赤色になっている、ということである。

また7個ライン成立確率は、それが成立したときFREE4個である可能性が圧倒的に高い。
ただこれはFREE1~4個を等確率で出しているからその傾向が言えるのであって、これが等確率でないとこの考察は使えないことに注意。例えばFREE3個が10000回で、FREE4個が1回だと、7個ラインの成立確率はFREE3個が圧倒的多数を占めるだろう。だからといってグラフの度数分布から4個での7個ライン成立が少ない、というのは間違いであることが分かるだろう。

では、実際のアニマロッタらしく、FREE1個が80%、FREE2個が15%、FREE3個が4%、FREE4個が1%であったと仮定する。もちろん実際にこの確率ではないが、そうすれば中央のグラフが落ち着いたり実践データに近くなるので。
なんかうまい具合にPO率がちょうど100%くらいになった。
右上のグラフは、黄色と赤の発生確率が足して5%なのでほとんど表示されていない…がこれは仕様なのでしようがない(寒)
念のためにわかりやすい最上段右列の期待値を一応計算してみる。
この配置では、24番と23番に入って配当が3→6倍となる確率が(2/19)*(1/18)=1/171である。よって170/171の確率で300%、1/171の確率で600%より、その期待値は(51000+600)/171=51600/171=301.7…となり、切り捨てなので301%となり確かに期待値の計算は正しく行われている。なお、3,6倍以外の配当は取りえない。

さて次は何をするか…。
面をクリックしてその詳細情報を下のほうに示そうかと考えている。
具体的な案としては、面をクリックするとその面の拡大図が表示されて、番号(マス)にカーソルを合わせると配当分布が表示されたり、7個ラインの成立の確率やその他のラインの成立確率などを表示するシステムである。
後は残り1~3球の抽選で最大、最小のWINを与える組などの表示など。
ただまだどうするかは決定していない。