さて、まずはサンダースマッシュにはこちらが調べたところでは12パターン存在して、
パターンxのことをxと表記することにして、左側がx,右側がyのことをx-yと表記することにすると、
1,4,6,7,9,10,12が最下段に雷があり、2,3,5,8,11が最下段に雷がない。
さらに、左右対称となるような組み合わせは、最下段に必ず1個だけ雷マスが配置されることから、片方は1,4,6,7,9,10,12のいずれかから1つ、そしてもう片方は2,3,5,8,11のいずれかから1つ選ばれる。したがってそのような組み合わせは存在しない。
次に、1-2と2-1のようなひっくり返すと同じものになるような2つの組み合わせは、明らかにPO率が同一であるから、以後いろいろなパターンを調べる際は、左の最下段に雷があるものとしてよいことになる。
となると、全体の組み合わせとしては7*5=35通りの配置が考えられることになる。
この35通りの中で、どの組み合わせがPO率が良く、また期待値のおおまかな分布はどうなっているのか、そして片側全消し、両側全消しの確率はいくらか、を見ていくことにする。
あ、1とか2とかの配置は実際はどうやねん、ということについてはこの記事の下のほうでたぶん画像を張り付ける。画像の順番に、左から1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12という感じ。
以下は35種類の組み合わせを記述した「表」である。エクセルが使えるのは大学のPCだけや…。というわけで簡単なもので代用する。
左から組み合わせ、PO率、片側全消し回数、両側全消し回数、配当発生回数、1倍以上回数、3倍以上回数、5倍以上回数、10倍以上回数、30倍以上回数、50倍以上回数であり、それぞれ試行回数は10000回としている。これ以上は時間がかかる。
なお10000回なので、PO率の小数点1桁は信頼性がかなり低いと思われる。
仮定として、オッズアップは各ブロック50%で、全消しは100%でオッズアップすることにしているはず。
組 PO 片全 両全 獲得 ×1 ×3 ×5 ×10 ×30 ×50
1-2 87.5% 28回 0回 5392回 3451回 470回 116回 33回 28回 0回
1-3 98.9% 86回 6回 6055回 2445回 437回 187回 94回 92回 6回
1-5 85.0% 33回 2回 5431回 3285回 375回 95回 35回 35回 2回
1-8 82.2% 115回 3回 4734回 1417回 306回 190回 120回 118回 4回
1-11 94.6% 97回 12回 4939回 1812回 415回 199回 122回 109回 15回
4-2 85.1% 6回 0回 5055回 3293回 645回 134回 11回 6回 0回
4-3 75.6% 5回 0回 5618回 2298回 591回 205回 20回 5回 0回
4-5 81.7% 5回 0回 5159回 3191回 533回 116回 13回 5回 0回
4-8 55.5% 16回 0回 4267回 1382回 420回 196回 37回 16回 0回
4-11 61.8% 4回 1回 4614回 1726回 454回 181回 51回 6回 1回
6-2 83.2% 18回 1回 5321回 3225回 508回 197回 24回 19回 1回
6-3 92.7% 63回 5回 5354回 2066回 622回 407回 78回 68回 5回
6-5 77.9% 14回 2回 5406回 3090回 454回 170回 20回 16回 2回
6-8 84.1% 93回 5回 5106回 1285回 498回 401回 110回 98回 5回
6-11 80.3% 45回 6回 5547回 1615回 480回 281回 129回 51回 7回
7-2 119.0% 25回 2回 5637回 3854回 1044回 356回 54回 27回 2回
7-3 124.2% 49回 2回 6267回 3051回 1027回 612回 110回 51回 2回
7-5 104.1% 15回 1回 5556回 3550回 818回 251回 32回 16回 1回
7-8 102.1% 71回 4回 4744回 1930回 734回 517回 158回 75回 4回
7-11 102.9% 36回 6回 5022回 2192回 718回 411回 201回 42回 9回
9-2 65.5% 11回 1回 5756回 2166回 391回 98回 18回 12回 1回
9-3 63.0% 31回 3回 5742回 1357回 367回 148回 40回 34回 3回
9-5 61.0% 7回 4回 5765回 1850回 308回 82回 16回 11回 4回
9-8 53.4% 41回 6回 5134回 851回 263回 129回 51回 47回 6回
9-11 58.9% 32回 2回 5434回 1098回 311回 153回 60回 34回 6回
10-2 87.8% 33回 5回 4383回 2515回 704回 204回 50回 38回 5回
10-3 124.6% 132回 13回 5242回 2062回 751回 417回 155回 145回 16回
10-5 84.3% 32回 7回 4514回 2425回 581回 193回 43回 39回 7回
10-8 129.4% 204回 23回 3846回 1307回 539回 396回 236回 227回 26回
10-11 114.2% 137回 12回 4048回 1485回 528回 328回 197回 149回 22回
12-2 116.3% 22回 1回 7159回 4474回 642回 215回 38回 23回 1回
12-3 104.4% 35回 5回 7012回 2756回 771回 340回 57回 40回 5回
12-5 103.1% 9回 0回 7039回 3991回 558回 146回 17回 9回 0回
12-8 80.3% 62回 2回 5210回 1589回 479回 263回 84回 64回 3回
12-11 86.1% 31回 5回 5551回 1989回 569回 256回 89回 36回 5回
というわけで、このデータによると下の画像の組み合わせが最も悪い。
もちろんほかのカードの把握し忘れなどもあるので確実ではないが、それでもこの組み合わせの期待値は低い。組み合わせは8-9
逆に、下に挙げるほうは最高の期待値を誇る組み合わせ。8-10である。
片側全消し率はなぜか最も高く、2%にも上る。
期待値が高くなる原因としては、右側は雷が最下段のどこにHITしても必ず次の段も雷になる、ということに由来している…?
それにしても、パターン8が相手によってはよくも悪くもなりうるというのは意外である。
なお、パターン2,3,4,5,9が雷マス6個以下、1,6,7,8,10,11,12が雷マス7個以上である。
そこまで雷マスの個数による有利かどうかの判断はつけにくい傾向がある…?
片側全消しはざっくりとみて平均で0.5%(200回に1回)、両側全消しは0.05%(2000回に1回),
という感じか…?
たぶんこんな感じの分析であっていると思う。確証はないので注意。
なにしろサンダースマッシュの確率を解析する人物がほかにいなくて…。
ちなみに、実際に最高設定のスマッシュをたくさん実行したところ、やはり長くやるとPO率が110%を超えてくる。さらに、超高額リーチの発生頻度がそこそこ多め。やはり設定が良いと思われる。