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2019年11月27日水曜日

16-7 ペイアウト率とは

ペイアウト率(略してPO率、とこのブログでは記述する)とは、PAYという支払いに対してOUTという外に出す、つまり排出、ということで、ある掛け金に対してどれくらいの割合で手元に勝ち金?が返ってくるかを意味する。

例えばPO率80%ならば、100BETすれば平均80枚ほど勝つ計算になるし、
PO率105%ならば10000BETすれば平均で10500枚ほど勝つことになる。

簡単な例として、6面サイコロがあるとして、1が出れば掛け金5倍、それ以外は掛け金没収、というゲームがあれば、PO率はちょっと計算していくと83.3%となる。
また、この掛け金5倍が7倍だった場合、111.7%となる。
・・・というのはうそで、計算ミスだったので実際は116.7%だった。

100%より小さければかけた人は長い目で見ると損をするし、100%より大きければかけた人は得をする、というものである。短時間ではそうならないことも普通にある。

メダルゲーム等のPO率は最高設定でも100%であるらしい。よって最高設定以外の場合では基本負ける。

ではどのくらい負けるか、ということを実例を交えて紹介したいと思う。
まず、10000円で4000枚ほどメダルを購入するとする。そして個別に30BETずつしてナインビンゴということで10ゲーム分あるので、1回のゲームではトータル300BETということになる。1回あたり2分でゲームが回ると仮定するとだいたい以下の結論を得る。ただあくまで理論上なのでほかSTとの兼ね合いなども考えると、以下のようにはたぶん行かないと思われる。

PO率100% いつまででも遊べる
PO率95% 9時間ほど遊べる
PO率92% 6時間弱ほど遊べる
PO率90% 4時間強ほど遊べる
PO率88% 4時間弱ほど遊べる
PO率85% 3時間ほど遊べる

具体的な計算方法としては、PO率がn%であるとすると、1回あたり300*(1-(n/100))=300-3n枚を失うことになるので、もともと4000枚であるとすると、4000/(300-3n)回遊べることになり、これは1回あたり2分なので8000/(300-3n)分くらい遊べることになる。

我の自作アニマロッタでは目標として全体のPO率を70%~110%くらいに設定できるようにしたいと思っている。